ちゃるめん.com

しゃべくり大好きな普通の主婦が、日常のあれやこれやを書いてます

カス姉貴シリーズ最終章!弟を奴隷と呼ばなくなった日

f:id:charumen:20180722173903j:plain

カス姉貴シリーズ最終章です!

 

第1章と第2章はこちら↓

www.charumen.com

 

www.charumen.com

 

 

時は流れ・・・

私は中学3年生、弟Aは中学1年生になりました

頻度は落ちたものの、カス姉貴ぶりはその頃も継続して健在でした

 

その日、家には私とAと2人

何の会話をしていたかは全く思い出せませんが、恐らく私がわけのわからないちょっかい、あるいは言いがかりでわざとAを怒らせたのだと思います(根性ババなのでね)

 

覚えているのは、相変わらずのカスっぷりで私がプラスチックのバットでAをポコポコこづきながらからかっていた事

 

最初、Aは「もうええって」「やめろや」と言いながら我慢してたのだと思います

しかしあまりの私のしつこさで限界に達し、目に涙を浮かべながら

 

もう、うるさいねんっ!∑( ̄皿 ̄)

 

と言いながら、襲いかかり私の顔面をグーパンチで殴ったのです!

 

ガツッ!

 

一瞬何が起きたかわからず唖然としましたが、すぐに上唇に激痛が走り殴られたことに気づきました

 

痛・・・・

 

あまりの痛さに涙がポロポロこぼれ、同時にこんなにもAを怒らせてしまった事に驚きました

 

なんせ、小さい頃から「私は姉だし!弟からみれば絶対的存在!」と信じて疑わず、喧嘩をしながらもAは大きな反撃はしてこなかったので、弟が自分にはむかって来る事を想像していなかったのです

 

私の方が年上なんだから、喧嘩しても勝てる!そう思い込んでいただけに、力の差に歴然としました

 

彼はもう中学生

泣いてばかりの弱っちいあの幼稚園児から成長していたのです

 

Aもやっぱり男の子だったんだ・・・もう力では敵わないわなあ・・・(体格ではすでに負けていた)

 

初めて「弟」という存在以外のものに気づきなんだか怖くもあり、痛みを我慢しながらもしばし呆然としていまいました

 

しかし、時間の経過とともに私の唇はどんどん腫れあがり、いかりや長介(ウイッス)か!と自分でツッコミながら

「まずいよなあ、これ・・・色んな意味で、うーむ」

その日の夕飯時・・・

私の顔を見て驚いた母親がどうしたのか聞いて来ます

ここで母親に本当の事を言ったら、ケンカの経緯を聞かれたりら色々面倒くさい事を言われるのかと思い

 

学校の校庭を横切ったら野球のボールが飛んできて顔に当たった

 

と嘘をつきました

横で聞いていたAも黙ったまま俯きながらご飯を食べてます

何だか不穏な空気になり、母親は何も言わなかったけどもしかしたら何か気付いていたのかも知れません

 

そそくさと自分の部屋に戻り、「あーあ、明日の学校この顔で行くの嫌だなー」とかぼんやり思っていると、

 

コンコン「姉ちゃん?」

とAが入ってきました

 

・・・姉ちゃん・・・ごめんな

 

と謝るA

 

「ううん、私もごめんな。悪かったわ。今までの事もほんまに嫌な思いさせてごめん」

 

 ・・・・・なーーーんて事は言わず!Σ(゚д゚;)

 

「あのさあ、私も悪いとは思うけどさあ、なんぼ腹立ったからって女の顔殴る?これ、姉ちゃんやから許すって事になるけど、他の女の子やったらただじゃ済めへんで?」

(ああ、何か一言いってやらないと気が済まないとことんのカスっぷり・・・)

 

バタン・・・

 

話の途中でAが無言で出て行ってしまいました

昨日までの私なら、ちょっとー!話終わってないでー!

とか何とか文句を言ってたところでしょうが、さすがに殴られたその日に喧嘩を売ることは躊躇われました

(いや、充分売ってんでしょうがよ)

 

その日の夜は初めてAの事をじっくり考えました

ああ、私は長い間、Aを苦しめていたんだなと・・・とうとうその限界を迎えたのが今日だったんだなと・・・(気づくの遅いな)

 

私もAも小さい頃のように家の中の世界が100%ではなく、それぞれ自分の外の世界が出来て、いずれは別々になるんだなーと

 

兄弟として生まれたとはいえ、一緒に生活できるのはそんなに長いわけではないんだなーと

 

遅まきながらそんな事に気づき、今までなんと申し訳ない事をしてきたかという気持ちが・・・頭の中をぐるぐる駆け巡りました

 

この一件以来、「弟=奴隷」という縮図は私の中から消去しました

 

ここまでの事はOKやけど、ここから先は言ってはいけない

と、微妙に距離を取るようになりました

 

こんな当たり前の事が、痛い目に合うまでわからなかったのは、きっと幼い頃からの私の心が育ってなかったのですね

それに気付かせてくれたAに今では感謝すら覚えます

 

単純に、もう痛いのは嫌なんで!

(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

今ではすっかり立場が逆転で、色々あってAには頭が上がりません! まあ、その逆転話は機会があればお話ししようと思います・・・

読んで下さりありがとうございました