カス姉貴シリーズ最終章!弟を奴隷と呼ばなくなった日③

カス姉貴シリーズ最終章です!

第1弾と第2段はこちら↓

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時は流れ・・・

私と弟Aは中学生になりました(私中3、A中1)

 

頻度は落ちたものの、カス姉貴ぶりはその頃もご健在でした

その日、家には私とAと2人 何の会話をしていたかは全く思い出せませんが、恐らく私がわけのわからないちょっかい、あるいは言いがかりでわざとAを怒らせたのだと思います

覚えているのは、私がプラスチックのバットでAをポコポコこづきながらからかっていた事

(相変わらずのカスっぷりですね~~)

(ノ_-。)

 

最初、Aは「もうええって」「やめろや」と言いながら我慢してたのだと思います

しかし、あまりの私のしつこさで限界に達し、

目に涙を浮かべながら

 

「うるさいねんっ!」

 

と言いながら、襲いかかり私の顔面をグーパンチで殴ったのです!

ガツッ!

一瞬何が起きたかわからず、唖然としましたが、すぐに上唇に激痛が走り殴られたことに気づきました

「痛・・・・」

あまりの痛さに涙がポロポロこぼれ、同時にこんなにもAを怒らせてしまった事に驚きました

なんせ、小さい頃から「私は姉。弟からみれば絶対的存在」と信じて疑わず、喧嘩をしながらもAは大きな反撃はしてこなかったので、弟が自分にはむかって来る事を想像していなかったのです

私の方が年上なんだから、喧嘩しても勝てる!そう思い込んでいただけに、力の差に歴然としました

 

そう、彼はもう中学生

泣いてばかりの弱っちいあの幼稚園児とは違います

 

Aもやっぱり男の子だったんだ・・・もう力では敵わないわなあ・・・(体格ではすでに負けていた)

初めて「弟」という存在以外のものに気づきなんだか怖くもあり、しばし呆然としていまいました

しかし、時間の経過とともに私の唇はどんどん腫れあがり、いかりや長介(ウイッス)状態になりました

 

夕食時、私の顔を見た母親が驚いてどうしたのか聞いて来ます

ここで、本当の事を言ったらまた母親から色々言われるのかと思うと、面倒くさくなり

 

「学校の校庭を横切ったら野球のボールが飛んできて顔に当たった」

 

と嘘をつきました

横で聞いていたAも黙ったまま俯きながらご飯を食べ、何だか不穏な空気になり、母親は何も言わなかったけど、もしかしたら何か気付いていたのかも知れません

 

そそくさと自分の部屋に戻り、「あーあ、明日の学校この顔で行くの嫌だなー」とかぼんやり思っていると、

コンコン「姉ちゃん?」

とAが入ってきました

「・・・姉ちゃん・・・ごめんな」

と謝るA

「ううん、私もごめんな。悪かったわ。今までの事もほんまに嫌な思いさせてごめん」

 

 

・・・・・なーーーんて事は言わず!Σ(゚д゚;)

「あのさあ、私も悪いとは思うけどさあ、なんぼ腹立ったからって女の顔殴る?これ、姉ちゃんやから許すって事になるけど、他の女の子やったらただじゃ済めへんで?」

(ああ、とことんのカスっぷり・・・)(ノд-。)

 

バタン・・・

話の途中でAが無言で出て行ってしまいました

昨日までの私なら、ちょっとー!話終わってないでー!とか何とか文句を言ってたところでしょうが、さすがに殴られたその日に喧嘩を売ることは躊躇われました

(いや、充分売ってんでしょうがよ)

 

とにかく、その日の夜は初めてAの事をじっくり考えました

ああ、私は長い間、Aを苦しめていたんだなと・・・(気づくの遅いな)

私もAも小さい頃のように、家の中の世界が100%ではなく、それぞれ自分の外の世界が出来て、いずれは別々になるんだなーと

兄弟として生まれたとはいえ、一緒に生活できるのはそんなに長いわけではないんだなーと

遅まきながらそんな事に気づき、今までなんと申し訳ない事をしてきたかという気持ちが・・・頭の中をぐるぐる駆け巡りました

この一件以来、「弟=奴隷」という縮図は私の中から消去しました

ここまでの事はOKやけど、ここから先は言ってはいけない

と、微妙に距離を取るようになりました

こんな当たり前の事が、痛い目に合うまでわからなかったのは、きっと幼い頃からの私の心が育ってなかったのですね

それに気付かせてくれたAに今では感謝すら覚えます

 

単純に、もう痛いのは嫌なんで!

(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

今ではすっかり立場が逆転で、色々あってAには頭が上がりません! まあ、その逆転話は機会があればお話ししようと思います・・・

読んで下さりありがとうございました