パパ、ごめんなさい・・・大切な物を失ったあの夏の日・・・

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子供たちは夏休みが始まりましたね~~~


全国のお母さんたち、頑張って乗り切りましょうね!

うちの長男は中学2年生で、先日夏休み前の3者懇談がありました

多少の心配事は色々あるものの、勉強とクラブ活動は滞りなくやっているようで、特に何もなく終了したのですよ

(´▽`) ホッ

そんなこんなで、「中2の夏休み前の懇談」というワード・・・で自分の時の「あの夏の日」の思い出が蘇って来ました

その前に私の父の事を少し・・・

私の父は、一言で言うと


ザ・昭和の父です

昔のことわざで怖い物の例えで「地震・雷・火事・おやじ」という言葉がありますが、

「現代でそんな父親いますかね?」

というコメントがセットになっていると思います

その会話を耳にするたび、


いや、いるよ!まさに目の前に!

なんだったら、その4つの中で一番こええよ!


と子供ながらに心の中で突っ込んでおりました

(本人の前では口に出来ませんから)


誤解のないように言っておきますが、父から愛情はたっぷり注いでもらってました

小さな頃からものすごく可愛がってもらったし、クリスマス前には私たち子供の前でサンタに嘘電話して、おもちゃの予約をするという小芝居までしてくれて

もちろん、実際にプレゼントも枕元に用意してくれてました

褒める時は思いっきり褒めてくれたし、海水浴や遊園地にも家族でよく出掛けました

微笑ましい写真もたくさん残ってます


ただ・・・


怒ったときのギャップが凄い!

殴られるのも当たり前!

ザ・厳格な父が一番嫌いなのは

努力をしない奴!

∑(`□´/)/ ハッ!

複雑な家庭環境で育った父は、ハングリー精神だけで生き抜いてきた背景があるので

恵まれた環境にありながら、当たり前の努力をしない子供たちに対して腹が立っていたのです!


通算100回くらい聞かされた話ですが・・・


「俺が子供の頃は貧乏で、教科書も買えなかったから授業中必死で先生の話を聞いて勉強した!

家に帰っても、家の用事や弟妹の世話があるから勉強なんて一切できなかった!

それでも、何くそ!と思って上位の成績を取ってたんやぞ!

お前らは、学校で十分な授業を受けて、塾にも通って、自分の部屋と机があって、テスト範囲も決まっているのに・・・」


なんで、満点がとれないんや!


というものです

正論でしかないので、ぐうの音も出ないのですが


いやいやー、無理でしょうよーー

お父さんとは頭の出来が違うものーー


とは、絶対口にはできずただただ黙って話を聞きながら

早くこの話終わんねーかなー

( ̄◇ ̄)ポケー

と嵐が過ぎるのをただただ待っているのでした

話を元に戻して、中2夏休み前の3者懇談で・・・

中1までは中の上くらいの成績を取っていた私

中2になり新しいクラスの友達と遊ぶのが楽しくなり、クラブでも後輩が出来て、まあー気が緩んでたんでしょうね

さすが中2です

当たり前のように、成績もガクっと下がり母親ともども先生から注意を受けました

母親との帰り道で

「あんた・・・これはちょっとあかんのんちゃうの?」と言われ

「え~~これでも頑張ってんもーん」

と全く危機感を感じてなかったのです

そしてその夜、自分の部屋で・・・

毎月楽しみにしていたアイドル雑誌「明星」の付録、ヒット曲の歌詞集「Yong Song」通称ヤンソン(古!)を眺め、至福の時を過ごしていました


いきなり、ドアがバーン!と開けられ、私の成績表を手にした父親がすごい勢いで入ってきたのです!


「ひいいいいいいい!」

!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
※BGMはダースベーダーのテーマで


もう、何の事で怒られるのか瞬時に察知した私は震えあがり、遅まきながら自分の勉強不足を後悔しまくったのです


「お前、これ何じゃ!」

そう言って、成績表を私に投げつけます

その次に

「こんなもん、こんなもん見てる場合かーーーーー!!!!」

∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!

と言って、私の大事なヤンソンをビリビリ破きに!

私の・・・大切な・・・ヤンソンが・・・大切な・・・


もう悲しいのと怖すぎるのとで息が詰まり、何も言えません


すると、父親は私の目の前に座り成績表を広げ

「お前、何やこの成績は?あ?これで頑張ったって言ったらしいな?ほんまにこれで頑張ったんか?どうやねん!!!」


ここでも、「頑張ってんもーん」なんて母親に言った事を激しく後悔しながらも


「が、がんば・・・・った・・・」

その瞬間、


ガツッ!!


グーで顔を殴られたのです!
オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ


小さい時から、怒られるのと殴られるのはセットだったので覚悟はしてましたが、まさか顔にパンチを喰らうとは!

その事実に驚きながらも痛さをこらえてると、もう涙がボロボロ止まりません

 

前出の100回聞いた話をまたここでも聞かされます

その後で、さらに

「もう1回聞く!ほんまにお前は必死に頑張ってこの成績か?」

そう聞かれたらもう正直に言うしかないので・・・


「がんば・・・・らなかった・・・」


ガツッ!!(再び)

オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ


「何で必死で頑張らんのやーーーー!」

∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!


そこから、グーで顔や頭をパンチ、足でキックの応酬が始まります

今の時代だったら通報されてたかもしれません

痛みと恐怖に耐えながらも

「頑張ったって言っても頑張らなかったって言っても、どっちにしろ殴るんやんけ!」

と心の中で激しく突っ込みながら早くこの地獄から抜け出せるのを待つばかり・・・

一通り殴られ終わった後、正座で面と向かっての説教が続きます

これも一連の流れでセットです

「お前、成績が下がってなんとも思わんのか?何でこんな物見てるんや」


私の大切な、ビリビリのヤンソンを指差します


「ヒック・・・林間が近いから・・・ヒック・・・バスのレクレーション係やから・・・ヒック・・・歌を選んで来るように先生に言われたから・・・」

泣きながらも必死に答えると


「じゃあ、これには意味があったんやな?それやったら早よ言わんかい!」


言える暇なんかあったかよ!

\(゚ロ゚ )オイッ!


とも言えるわけはなく、ひたすらヒックヒック・・・


すると、激しく泣き過ぎてヒックヒックが止まらない私を急に心配し始め、


「大丈夫か?呼吸困難起してるんちゃうか?」

たしかに苦しかったのですが、父のこの心配ぶりに「お?チャンス?」と思い、エンドレスヒックヒックを試みたのです

するとさっきまで鬼のようだった父が

「どうしよう・・・大丈夫か?苦しいか?」

とうろたえ始め、大きな声で母を呼び

「大丈夫やろうか?救急車呼んだ方がいいか?」

と言い出したのです!


ヒックヒックを続けながら、内心「やば!」と思った私の目を見た母は一言・・・


「大丈夫やろ」

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と冷めた口調で言い放ちました

女である母にはすぐ私のよこしまな気持ちを見抜かれてしまってたのです

(後日本人談)
さすが鋭いわ・・・

良い感じにヒックヒックを終息させた私に

「ああ、よかった・・・悪かったな、ごめんな」

と言って父は部屋を出て行きました


この日を最後に、私は父に殴られることはなくなりました

父にとっては相当こたえたようです


もっとこたえたのは、私の方ですけどね!

いやー、今思い出しても本当に怖かった!


そんな血気盛んだった父も今は70歳を越えて穏やかに暮らしています

時々昔を思い出して

「あんなに厳しくせんでもよかったなー」

とか言いながら!


ほんまやで!とは口には出さず

「厳しくしてもらったからこそ、今私は幸せに暮らせるんよ」

と言う事にしてます

自分が親になった今、あの頃父も必死でいろいろ迷いながら、子育てしてくれてたのかと思うと、父のしてきた事を後悔はしてほしくないなと思ったので・・・


でも、ネタにして色んなところで面白おかしく話させてもらってますけどね!

こうやってブログにも書いちゃったし!

テヘヘッ(*゚ー゚)>



ごめんね、お父さん


夏になれば思い出す、怪談よりこわーい?お話でした


読んで頂き、ありがとうございました